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ある年の僕。

こんにちは。今日は良い天気ですな。
風もあって心地よいです。
こんな日は教室などにいず、かわゆい子と
デートするべきでしょうな。どう考えても。

さて、今日はエピソードについて。
僕は最近エピソードについて四六時中考えているので、
もはや自称エピソード研究家なのですが、
そんな僕はよく考えてみれば以前からエピソードについて
大きな興味があり、自分でエピソード集のようなものを
作っていたのでした。
これを出すと古くからの友達には「またかよ」って笑われそう
ですが、新しい友達も増えた事だし載っけさせていただきます。
これは2003年僕がまだ大学院生の時の心象風景です。

六月某日 

相川の結婚式と教育実習に着ていくために新調した背広を見せたいがために、八千代台のどさんこ(ラーメン屋)にわざわざそれを着て行き、阿部と小高の失笑を買う。

六月某日 

親友の相川が結婚式をあげる。新居に活けてあったスイートピーが、二人の新しい生活を象徴しているような気がして何故かそのことに妙に照れ、照れ隠しに相川とサッカーゲームを二試合する。二試合とも本気になって勝ってしまったのは僕の嫉妬心から来たものなのだろうか?

六月某日 

教育実習初日、極度の孤独感を感じ、帰り道に色々な人に迷惑メールを送ってしまう。そして返事の来なかった奴とは縁切り寺だ、と妙に息巻く。

六月某日 

職員室の窓から梅雨空をみて、ああ、まったく早く夏が来て欲しいものだ。今年の夏は絶対にかわゆい子と一緒にウォータースライダーに乗ってハジケよう、と虚ろな目のままに思う。

六月某日 

教育実習生同士の打ち上げがあったが、そのあまりのつまらなさに、ビールを一杯飲んで500円玉を一枚置いて帰ってくる。しばらくは佐倉方面に行くのはやめよう、と思う。
photo415-1.jpg

七月某日 

戸越にある国文学資料館というところに行き、建物の裏手の池に住む亀をじっくりと観察する。亀の亀頭は頭よりも大きいという、知ったばかりの知識を思い出して、何故だか無性に腹が立つ。

七月某日 

家族で花火大会に行くが、花火が始まる頃に眠ってしまい、激しい自己嫌悪に襲われる。夏になったら絶対にかわゆい子とウォータースライダーだな、と再び心に誓う。

七月某日 

そぼ降る雨の横浜を、すとうと一緒に一日中ナンパをする。

七月某日 

森本氏に最近のお勧めの本は?と聞かれ、答えに戸惑う。僕は本を読むのが好きなのだろうか?と根本的な疑問を持つ。少なくともウォータースライダーよりは好きではないよな、と思う。

七月某日 

付き合って一週間の恋人にいきなりふられる。「学生とは価値観が合わない」と言われ、そういえば僕は学生だったな、と思う。

七月某日 

我と我が身がかわいそうで、ベットの上でしばらく死んだふりをする。誰にも気づかれずにここで苔生すまで死んだふりをしていよう、と思う。

七月某日 

サッカーゲームのロングパスの練習で、1200ポイントを超えるとエディット選手にドゥンガが出てくる事を発見し、大いに喜ぶ。

七月某日 

その事を妹に伝えるが全く理解してもらえず、こいつとも縁切り寺だな、と思う。

七月某日 

左目にものもらいができる。

七月某日 

虚ろな目で見ていたテレビに鶴田真由が出てきて、そうだ世の中にはこんなにかわゆい人もいるのだから頑張って生きていこう、そのうちいい事あるかもしれないし、と思う。

七月某日 

相川は楽しく生活を送っているのだろうか?としきりに思う。あんまり楽しくないといいな、と思う。

七月某日 

高校生の教え子にナンパに誘われ、行こうかどうしようか真剣に迷う。

七月某日 

阿部ちゃんの合コンに誘われず、落ち込む。

七月某日 

こんな27歳で本当に申し訳ない、と急に母親の肩を叩きたくなり、申し出るが断られる。

七月某日 

高校の時の同窓会の手紙が届く。何を着ていこうか、と悩む。背広を着て行って社会人です、と言ってしまいそうな自分がいて恐れを感じる。

七月某日 

久しぶりに会った大西(麦生)が相変わらずアホなのを見て、少し安心する。

八月某日 
嫌な夏が続く。

八月某日 
塾の夏期講習初日を二日酔いで休んでしまい、首になりかける。

八月某日 
蝉の鳴き声にかっとなり、枝からむしり取って喰ってやろうかと思う。不恰好に木によじ登り、枝に張り付く蝉をむしり取り食べる自分の戯画を想像し、少し心が和らぐ。 

八月某日 
塾の夏期講習が続く。裏階段でたばこを吸いながら、僕はつくづく労働に向いていないな、と思う。

八月某日 
教育実習で教えた生徒四人と稲毛の海に行く。僕一人競泳用の水着で少し焦る。気付くと僕らの周りはカップルだらけ。僕はこんな坊主たち四人とここで何をしているのだろう、と思う。その怒りが尿意に変わり、焦る。かわゆい子とウォータースライダーに乗りたい。かわゆい子とウォータースライダーに乗りたい。僕は欲張りなのだろうか?

八月某日 
塾の裏階段でたばこをふかしていると、空き地で立小便をしていたおじさんが、フィリピンパブのフィリピン人女性に激しく叱責されているのを目撃する。怒られているのが自分じゃなくてよかったな、と思う。おじさんは小便を最後まで出来たのだろうか?と心配になる。
photo415-2.jpg

八月某日 
悲しくなって、じっと手を見る。「よごれちまった悲しみよー」と歌い、しらける。

八月某日 
この近況報告がいるかに載るようになってから、どうもいるかの人々の僕への対応が冷たくなったのではないだろうか?とベッドの中で思う。

八月某日 
深山兄に呼び出され、飯田橋の野外カフェでワインを飲む。彩子さんを紹介され、なんと気分のいい人なのだろう、と思う。川風が心地よく、久しぶりに愉快な夜を過ごす。

八月某日 
すとうからしかメールが来ない。あいつがかわゆい女の子だったらよかったのにな、と思う。

八月某日 
次回いるかをどこで開催するかが決まらない。また新宿御苑じゃだめなの?と憤る。

八月某日 
小高に新製品のガムをあげたら、「接骨院の味がする」と言う。この男はどこで接骨院を食べたのだろうか?

八月某日 
婦人公論で鶴田真由のインタビューを読む。彼女が表現する喜びを知っている伴侶を得て今とっても幸せな事を知る。僕だって表現をする喜びを知っているのにな、と思う。

八月某日 
古本屋で一冊100円の単行本を10冊買う。

八月某日 
小高と天台のプールに行く。ほとんど人気のない50メートルプールの端では小学生のシンクロチームが練習をしている。水に潜るとオブラディ・オブラダが水を伝わって思いのほかよく聴こえてくる。僕はオブラディ・オブラダが大好きなのだ。子供用プールに座ってしばらくその練習風景を眺める。とても詩的な気分になる。

八月某日 
相川に短い電話をかける。去年の夏を思い出し、相川君も忙しくなっちゃったな、と思う。

八月某日 
相変わらず塾の夏期講習が続く。く、から、く、かり、し、き、かる、けれ、かれ、この世のどこかに、古典文法に関して詳しいことに、非常な魅力を感じてくれる女性はいないのだろうか、と思う。

八月某日 
この世のほとんど全ての事はなりゆきで成り立っている、と言ってほぼ間違いないだろう、という強い確信を持つ。なりゆきをよりなりゆかせるためには、より早いスピードでなりゆきになりゆかせることが必要な事に気付く。真実を知ってしまった驚きと、27歳の今の自分の境遇に対する焦りでじっとりと手に汗をかく。

八月某日 
これからはなりゆきに身をまかせ、なりゆきになりゆかせよう、炎天の中ふらふらと歩きながらそう思う。



この頃の僕、ほんとふらふらしてました。読んでいるとそのふらふらした空気を思い出します。

今日は講義のある日です。生徒がみんな来るとよいな。

そんな、元はダメ人間だった人がやっている教室です。
http://www.iruqa.com
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テーマ : 漫画学校 /漫画教室
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