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引きについて2




こんばんは。
皆さんは楽しい春の夜をお過ごしですか?

今日は本当に天気が良くて、事務所のドアと玄関を開け放して仕事をしてました。
築60年の我が教室はすっごく風通しがよくって、夏はとても過ごしやすそうです。
この建物は元々大家さんの娘さんが洋裁教室を開いていた建物なので、
玄関は広く作られているしほとんど改築する必要がなかったありがたい物件です。



さて、引きについての続きです。

一番簡単な引きの作り方は、
通常冒頭で示されるはずの5W1Hの中の何個かを読者に伏せる事でしょう。


主人公が実は何者なのか、このお話の舞台が実はどこであったのか、
主人公は何故あのような行動に出たのか、 というのが
物語りの山場らへんでバババっと雪崩式にわかるような物語作りをする。


そのためには序盤からチラホラと読者に
違和感を与えます(昨日のどんと晴れのように)。
そこで上手く引きつけられれば、山場のカタルシスは大きいはずです。

もう一つの大きな、よく使われる引きは、
主人公の身体的・社会的ピンチですが、
これは普通にやるとホント普通にしか見えず、予定調和の感が否めません。


僕が生徒に勧めるのは、その危機が
今まさに主人公に迫って来ているのだ(~ing)、
というのを読者に見せるという方法です。


これもベタと言えばベタですが、
例えば「24」のシーズン1の冒頭などもまさにこれで、
きちんと計算してやれば今でも充分強い引きになると思います。


もう一つ、引きを作る上でのテクニック、というか心構えがあって、
昨日の日記で課長島耕作のエピソードについて触れましたが、
あそこで作者は島耕作が副社長に見つからないという
シチュエーションも作れたわけです。作者は神様ですから。



ただ、作者はどっちかというと難しい耕作が見つかるというシチュエーションを選んだ。

面白い漫画は大抵そうで、分析してみると別れ道のうちで難しい方を選択し、
そのハードル(この危機を主人公はどうやって突破するのだろう)
を見事なアイデアでクリアするのでまた読者は
物語にのめり込むという相乗効果が出てきます。



しかし、注意しなくてはならないのは引きと解決方法などに
ある程度のリアリティがないとそのストーリーは
急に陳腐なものになりますし、
引きが連続すると一つ一つの引きの効果がなくなります。


ので、短編漫画では引きは一つ。

その一つにとっておきの引きを使って物語の短編を
構成していくのが面白い漫画のあり方のような気がします。


そんな事をみんなで考えている教室です。http://www.iruqa.com 【漫画教室いるかMBA】


今日は代々木でお世話になっていた
年上の社長さんに開校のお祝いでビールを1ダースもらいました。

しばらくはビールを買わなくてよさそうです。


写真は今日の昼間僕の机から撮った写メです。

みなさん良い夜を。

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テーマ : 漫画学校 /漫画教室
ジャンル : アニメ・コミック

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