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主人公は1人じゃなきゃいけないのか。

こんにちは。本日もお日柄がよく、
とても百年に一度の不況下とも思えませんね。
僕は最近テレビも新聞も読んでいないので、
ここ東高円寺はきわめて平和な午後です。
今日は大家さんが桜餅を作ってきてくれた。
この日記を書き終えたらお茶を飲みながら食べる
事にしよう。 photo413.jpg



さて、今日は短編漫画において主人公は
1人じゃないといけないのかについて、です。

僕がこの3月まで勤めていた専門学校では、
短編漫画では主人公は1人じゃないとダメだ、と
教えられていた。
僕はその学校で漫画の講師ではなかったし、
特にその事について意見を求められた事がなかったので
その事について議論はしなかったが、
原則としてはそんな事はないと思う。

例えば、浅野いにおは「すばらしき世界」の
いくつかの短編で、数人のキャラクターの
背景(バックストーリー)を上手に語る事で
短編の中で複数の主人公を成立させているし、
小説に目を向ければ、2人以上が主人公の短編小説
というものがわりと普通に存在する。

それでは、2人が主人公のストーリーを作る時に
どのような注意をしなければならないのか。

まず第一は、その2人の主人公の比重をきちんと1対1にする事。
もしこれが9対1ぐらいの割り合いで主人公Aにかかる比重が
高ければ、「わざわざダブル主人公にする必要ないじゃん」って
話になる。

それから、「わざわざダブル主人公」にする意義がはっきりと
わかるようにストーリーを構成する、という事である。

上記の「すばらしき」の短編「森のクマさん」は、組の金を持ち逃げした
下っ端ヤクザと、教師と不倫した挙句妊娠してしまった女子高生の二人が
主人公で、二人の一場面を切り取る作品なのだが、
2人は一見とりとめもない組み合わせに見えて、
「明日が見えず刹那的である」という点ではきちんと対を成している。

そう、この一見とりとめもないように見えるが実は根底のところで
対をなしている、という概念を理解し、それを設定する事。それから、
二人が出会うまでのバックストーリーをきちんと読者に見せる事が
出来れば、ダブル主人公の物語はきちんと描けるし、場合によっては
1人の主人公のお話よりも物語に深みが出るだろう。

短編漫画において、三つ巴の戦いというのも、成立可能である。
もちろん、それぞれのバックストーリーは薄くなり、ある意味で
類型化する必要はあるが、それでも三つ巴というストーリー展開は、
読者がワクワクするものの一つである。画力がある人がやれば、
面白い試みの一つだと思う。

お暇な方は、ダブル主人公、もしくはトリプル主人公の短編ストーリーを
考えてみよう。もしかしたら、面白いお話が出来るかもしれない。


そんな短編漫画の可能性について考えている教室です。
http://www.iruqa.com
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